長く自転車に乗っていると、どうしても色々なパーツが消耗してきますが、代表的なものが「タイヤ」です。
大抵の場合はメーカーが様々なタイヤの中から選んだ純正のタイヤに再度交換するのが良いのですが、それではお話も終わってしまいますので「こういう選択肢もありますよ?」というお話。
きょうご紹介するのはIRCの「足楽」シリーズです。
日本を代表する二輪タイヤのメーカーであるIRC(井上ゴム工業株式会社)が電動アシスト自転車用に開発したのが「足楽」シリーズです。いまでは数少なくなった日本製のタイヤで、重量の嵩む電動アシスト自転車の悩みである「リム打ちパンク」や「タイヤの剛性」を上げる工夫が随所に施されています。
また路面と接するトレッドパターンを重い電動アシスト自転車向けに最適化することによって、走行ノイズや抵抗は低く抑えられているのにコーナーなどでの安定感・グリップ感にも優れていて、とてもバランスの取れた出来上がりです。セットで提供されるプレミアムチューブは肉厚ですが硬くなり過ぎず、空気圧を無駄に上げなくてもシッカリと走れるため、ホイールや車体にも優しく、勿論乗り心地も非常になめらかです。
、、、と乗ってきたようなことをつらつらと書きましたが、そうです、実際に乗っているので書いています。
我が家の通勤・子ども送迎用電動アシスト自転車(BS・アンジェリーノプティットe)は3年前(2018年)の春にIRC・足楽(20×2.125)へタイヤ交換しました。それから今日まで毎日のように雨の日も晴れの日も妻と子供を保育園や職場に運んでくれています。
大人と子ども2人に荷物・車体を合わせれば100kgを軽く超える(具体的な重量は家庭の事情により非公開)荷重を受けとめて続けて走り続けていますがシッカリとした安心感は流石です。
そろそろ3年半が経とうとする今もノントラブルで走り続けてくれてはいますが、よく見ると表面に細かいヒビ割れなどが出始めていますので、そろそろ交代の時期かなと思っています。もちろん次も足楽です。
※タイヤのヒビ割れは重要な交換時期のサインです
きょうはIRC・足楽のご紹介でしたが、このほかにも純正タイヤとは一味違った個性を持つタイヤがあります。大事に乗っていれば一度は訪れる電動アシスト自転車のタイヤ交換、愛車の新しい姿を発見できるかもしれません。
お客様の求める性能や自転車によってお勧めするタイヤも変わりますので、ぜひ「こうしたい」「こういう所に困っている」というご要望と一緒に是非当店までご相談下さいませ。
スタッフKでした。